劉徳華(らうだっわぁ)
英語名はANDY LAU(アンディ・ラウ)
生年月日 1961年9月27日
血液型 AB 愛称は華仔(わぁちゃい)。
香港ではこの華仔で親しまれています。

映画デビューしてから長い時間がたつにもかかわらず、常に香港芸能界のトップを走る華仔。80年に香港のTVBという俳優養成所に、青年劉徳華は合格。はじめは脚本志望だったとも言われていますが、縁の下の力持ちになってしまっては、香港芸能界、世紀の損失!当然ですが、スターダムにのし上がるべく人だったのです。
映画界へのデビューは82年「彩雲曲」のチョイ役でデビュー(TVには81年から出演)。その後主役クラスの映画には出るものの、興行的にはあまり成功とは言えなかったようです。映画デビュ−後1987年までは年に2〜3本の映画に出演でしたが、人気の方はうなぎ上りとなり1988年からは年に10本以上という信じられない数の映画が公開されました。その間1985年「只知道此刻愛女尓」で歌手としてもデビューし、香港芸能界に『四大天王』が生まれ(日本でいう新御三家のような感じでしょうか)、黄金期が続きます。そんな華仔もいまや62才。歳はとっても、今も昔と変わらないスター街道ばく進中です。まだまだアイドル的な存在です。


【香港映画の魅力にハマる!】
以前の私(と、言っても、すでにひと昔以上も前になってしまうんですが)は映画=洋画で、香港映画には無縁でした。あえて香港映画と言えばジャッキー・チェンとブルース・リーしか知らなかったし、それも香港映画と認識しては観てなかったような気がします。そんな私が、ある日突然、香港ノワールと言われる映画に落ちました。オカルトやホラー、ドンパチ流血ものが苦手だったはずの私が、なぜか観る映画みる映画、「もう死んでいるのに、まだ撃つか?」なまでに撃ちまくる香港ノワール。あっという間だったような気がします。周潤發、私の香港映画の最初の一歩はここでした。香港映画には男の熱い心意気が満ち、周潤發作品を観ていると、人肌の温もりに溢れていました。周潤發作品を観ていれば劉徳華という役者にも出くわしていましたが、なぜかその魅力は周潤發の前で、認識できなかった私でした。義理と人情に極端に厚く優しく、それでいてちょっとチープな所がまた可愛く愛しい香港映画、魅力一杯!愛一杯!で、香港へ行くようになり、香港へ行けば中華な世界に出くわし、それが劉徳華への最初の一歩でした。今はこんな素敵な人に出会えたことに感謝です!



【My Choice劉徳華代表作3本!】
何が素敵かと言えば、やはりスターですから作品が全てです。できるだけ新しい作品からと思ったのですが、『旺角卞門』はどうしてもはずせませんでした。この3本を私は揚げます。
(映画の感想を書いているものだけ、リンクついています。)
▲『旺角卞門』1988年(邦題『いますぐ抱きしめたい』)…すでにかなりの時間が経っていますが、私がたぶんこれまでスクリーンでもDVDでもビデオを混ぜて、リピート率が一番高い作品です。20代後半の華仔の魅力が全開の作品です。
▲『暗戦』2000年(邦題『デッド・エンド』)…華仔が香港映画アカデミー賞で、初めて最優秀主演男優賞を受賞した作品です。この作品での華仔は、華仔映画独特の役柄ではありません。30代最後の作品です
▲『無間道』2002年…2002年最高のヒット、香港電影金像総ナメした作品。スリリングなストーリー展開の中で、主演の劉徳華・梁朝偉二大スターのクールな演技と脇をかためる個性的なキャスト。これは最高の1本です!


【My Choiceオススメ劉徳華3本!】
と言えば、この3本を私は揚げます。
▲『肝膽相照』1987年 …ちょっと古いのですが、この映画は大好きな映画です。葛藤しまくる劉徳華の姿がとにかく秀逸。今観ると人間以外は何もかもが古いと感じるのですが、人が悩む姿はどんな時代も同じだと感じます。ファンになりたての頃、なかなかこのビデオがなくて、探し回りました。今となっては懐かしやです
▲『戰神傳説』1992年…古装片で一番好きな作品です。文句なくアイドルしてる劉徳華です。
▲『天若有情』1990年(邦題『アンディ・ラウの逃避行』)…せつないです。でも観ずにはいられない。

【My Choiceアンディの歌あれこれ!】
いいアルバムやいい曲がわんさかあります。歌はかなり片寄ってしまいますが、
華仔の切なく深く甘い声が大好きです。
●「想要飛」 (収録アルバム『忘情水』(國語)1996年(邦題『スピリッツ』)
       …なんといってもこの声の重さが魅力です。
●「我的心只可容納女尓」 (収録アルバム『天開了』(國語)2002年)
       …私の周辺の華仔には全く関係のない人が誉めた曲です。
●「男人哭[ロ巴]不是罪」 (収録アルバム『男人的愛』(國語)2000年)
       …ドラマティックな唱いが魅力です。
●「費解」 (収録アルバム『愛無知』(廣東語)1999年)
       …わけもなく好きです、すーっとします。このMVも最高です。
●「心酸的情歌」 (収録アルバム『Memories Andy Lau』(廣東語)1996年)
       …巫啓賢作曲のこの曲は名曲です。國語の「心酸」(『忘情水』収録)もGoodです!が、私は「心酸的情歌」のほうがもっとが好き
●「記不住イ尓的容顔」「回來ロ巴!好ロ馬」 (収録アルバム『永遠愛イ尓』(國語)1992年)
       …『永遠愛イ尓』は廣東語と國語抒情精選の2枚組。かなり私の好みで嬉しいです。
●「口琴別戀」 (収録アルバム『5時30分』(廣東語)1994年)
       …「口琴別戀」は私の思い出の曲。メロディが美しくMTVもサイコー。巫啓賢作曲。
●「仍唱我的歌」 (収録アルバム『眞我的風采』(廣東語)1992年)
       …この曲のMTVが私の大のお気に入りです。
●「匹夫最勇」 (収録アルバム『眞生命』(廣東語)1997年)
       …このCDが出た時、ショックを受けました。変化があって。中でもこの曲がベスト。
●「イ尓是我一生中最大的驕傲」 (収録アルバム『JUST FOR YOU』(國語)2000年)
       …この曲は絶対に外せない。華仔がこれを唱うと涙腺が緩みます!
●「情感的禁區」 (収録アルバム『情感的禁區』(廣東語)1987年)
       …演唱會をきっかけに、素敵な曲だな〜と。日本のNSPのカバーです。
●「會説話的[ロ亞]巴」 収録アルバム『人間愛』(國語)1999年)
       …流れるような美しい曲です。華仔のノビのある艶やかな声に聞き惚れます。

10曲にしようと思いながらも、選びきれずに多くなってしまいました。バラード片寄り傾向がありますね。華仔の神髄はバラードにあると私は思っています。お気に入りをまとめたCDを作っているので、今はこのCDを聞く事が多いです。まだまだ好きな曲はありますが、こんな趣味の私です。



inserted by FC2 system