Andy Lau Fiesta in concert 2001


 

劉徳華の2年振りの個人演唱會が8月17日〜8月31日まで15場開催されました。
香港コロシアムは、ぎっしりの人、人、人。前回に比べて、蛍光棒の数は一段と増え、趣向をこらしたものが多くなっているのは気のせいではないようです。キラキラと点滅する光りがあちこち輝いています。ビデオ撮りのあった25日26日には、客席に蛍光棒が置いてありましたが、こちらも点滅型のもので、会場が暗くなると、光りだけがゆらゆらと見事なくらいに美しいものでした。待切れないファンの歓声、コロシアムの床を踏みならす音、テンションの高まった人の声、声、声。すでに、会場はスタンバイOKの状態。たった1人の登場を、今かいまかと待ち構えています。会場を埋め尽くしているのは1万2千人こ、れだけの多くの人に待たれるアンディのその時の気持って、一体どういうものなんだろうと、ふっと思ったりしました。
2001年劉徳華夏日 Fiestaが、今、幕をあけようしていました。毎度の事ですが、アンディがどんな姿で、どんなふうに現れるのか、ドキドキしながら、ステージだけを見つめていました。会場が暗くなると、その歓声はさらに大きく、さらにヒートアップ。早く出てきてくれないと燃えてしまいそうです。
ステージだけに明かりがともり、音楽が流れステージの裾からポーンと男性登場!「きゃ〜〜〜」と、ざわめく会場。アンディかと私は思いましたが、真っ白のコスチューム(この衣装は抜群に素敵です)のその男性はダンサーズでした。ステージ真ん中が開いているので、アンディはあそこからなんだとわかりました、、、、。見ていると帽子のとんがりが見えます、、、もう会場もすでにアンディの姿を確認しているので、すごい歓声に包まれています。でも、出るまではまだちょっとの間がありました。

 

アンディがステージセンターからせり上がってきました。真っ白の帽子を深くかぶっていて、顔の表情は見えませんが、あの鼻、顎のラインはアンディです。金や銀の光り物をあしらったパンツに白のタンクトップ、その上にパンツと同じ光るロングコートに真っ白な帽子という出で立ちで、観客に向かって用意はいい、これからショータイムが始るよーと告げ、「心藍」でスタートです。アップテンポのこの曲で会場は一気にノリノリ。煌めくアンディを中心に一直線に並びライトがまばゆいまでに白いダンサーズに注ぐ様は雪の中で戯れる天使達のような美しさです。本当に美しいばかりでため息もの。そしてアンディはコートを脱ぎすて、見事に細い(ちょっと細すぎるぞー)ウエストとは対照的に、健康的でかつ鍛えられた腕の小麦色が真っ白のタンクトップに映え、2曲目の「我恨我痴心」。これは前回の演唱會で、強烈なパーフォーマンスでわかせてくれましたので、会場の期待も大きかったです。アンディ自身当然というかのごとく、4面すべてにサービスショット(腰クネクネショットですね)を決めてくれます。ううう、、、なんて美味しいことしてくれるの〜と、ただただ喜んで歓声をあげる私達、観客!一気に会場はヒートアップ、アンディ・ワールドに引っ張っていってくれます。2曲目が終わったところで、フ〜ッという感じでアンディのMC。アンディは、よく喋ります。ほんとうにたくさんの言葉を発してくれます、、、香港人はそれに反応して笑ったりチャチャをいれたり、、、こういう時に言葉がわからないってのは、本当に残念でなりません。たくさん喋ってくれるだけに、もったいない気がしてならない私です。そして3曲目「心只有イ尓」。これは99年の演唱會のラストを飾った思い出の曲です。ていねいに歌い上げてくれます。歌い終わるとアンディは舞台中央へと消えていきます。

 

カンパツを入れずに、次の場面へと進んでいきます。ステージのテラス部分でボーっと勢いよく火が高く上がります。かなり高い炎が次々とあがり、ステージ中央には大きな卵が出てきたり、原始人のような格好のダンサーズがのしのしと出てきたり、子供の恐竜があちこちに出没。もしかしたら、これが、、、、ハリウッドからのもの?と、ワクワク。正面右手のステージから出てきたのは、大きな恐竜にまたがったアンディ。博物館の模型でしか見たことない恐竜(迫力あったです)ですが、ジェラッシックパークそのもので、微妙に動くのを見るのは初めてだったのですごいなーと感嘆しきりです。ちょっと94年の演唱會を彷佛させるような、なんともかわいらしい原始人?ルックとでもいえばいいのか、サスペンダー付きボロルックとでもいうのか、丈の短いズボンといい、最高にキュートな出で立ちのアンディ。ヘアスタイルも前髪パラパラと落とした、自然な流れのまま。恐竜の上で、寝転がったりウァオーという姿をしてみせたり、恐竜の背中に立ち上がったり、お茶目一杯で「笨小孩」アレンジバージョンで歌います。毛のついた、エスキモーの人が履くようなブーツが最高に可愛らしい!恐竜の背からポーンと飛び下りて、対立してるダンサーズ原住民とイザコザっぽいシチュエーション。そのやりとりの中で、バラードでしか聞いた事のない「一起走過的日子」を、原始人版とでも言うのでしょうか、ズンチャカッチャ、ズンチャッカチャというアップテンポにアレンジした変わった「一起走過的日子」(を聞かせてくくれます。この空間でなければ、なかなかピンとこないぞーのライブならではの超アレンジ「一起走過的日子」でした。「一起走過的日子」が終わると、サスペンダー付きボロルックの上に同じ色の袖なし上っ張りをひっかけ、ゆっくりと4面全コーナーで椅子に座って歌を歌ってくれます。まずは「情感的禁区」。これはアンディの古い歌で、日本のNSP(ニューサディスティックピンク)というフォークソンググループの歌のカバーです。しかし、アンディの昔の歌いとはまるで違っています。歌に込める情感はこれまでの年月を物語っています。そして、今回100ドル席(つまり最上階)に、少しでも近付きたいというアンディの気持のあらわれでしょうか、椅子に座ったままのアンディがせり上がっていきます。同じように「暗裡著迷」「流浪」「月亮代表我的心」を各コーナーで同じように歌います。テレサ・テンの「月亮代表我的心」というイメージがずっと私にはありましたし、映画でもおなじみだったこの歌ですが、日本で「月亮代表我的心」をアンディが歌ってからというもの、私にとって「月亮代表我的心」はアンディの定番となっています。しみじみと心に響き落ちつきます。

 

 

 

 

4面で歌い終わると、たぶん香港のファンクラブ席のコーナー、正面からみると右手奥のテラスに移動します。テラス中央の段がせり上がって、上からは雨のようにザーッと水が落ちてきます。その中央でアンディは、まずテラスに向かって(正面からみると背を向けて)歌い始めます。曲はこれまた古いアンディの曲でこれも日本のフォークグループ・チューリップの「青春の影」のカバー「永遠記得イ尓」。まっすぐテラスの観客を見つめ、ずぶ濡れのまま一点を見つめて歌うアンディ、この姿は涙がこぼれそうなくらいに感動的でした。古い歌ということもあって、アンディにも観客にもいろんなできごとが去来することでしょうし、さらにアンディが切々と歌っていること、そしてなによりも、アンディがここまでやってくれる事、どれだけ観客の胸を打ったか。これがスターの姿だと、感動で胸が一杯、一秒たりともまばたきなんてできないくらいでした。まして、アンディの美しいことと言ったら、これは言葉になりません。水でずぶ濡れになるアンディの顔や腕、髪、また、そのずぶ濡れの髪をかき上げ、オールバックとなったアンディの美しすぎる顔、究極の美顎(こんな言葉あるのかな?)ライン、髪から耳たぶから、指の先から流れ落ちる水、計算された以上の演出プラスαだったのではないでしょうか。誰がこんな素敵な演出を考つくのかと、、、とにかく拍手、拍手、拍手、拍手喝采の観客を後にアンディはそのまませりに下がっていきます。

 

 

 ステージ展開は、早いです。ここでもアンディが、高い階層の人にも見やすいようにということで、本来のステージの上に、もう一つアンディが歩けるステージが、中2階の高さに降りてきます。アリーナや1階の客席にも、視覚的に楽しめるように4面にスクリーンが降りてきて、アンディの様子が写し出されるようになっています。すぐさま次のステージになります。スクリーンには、アンディの文字なのでしょうか?素晴らしい墨文字が写し出されたり、真っ白の鴿(はと)が羽ばたく様がスローモーションで写し出されたり、風に揺らぎながらも力強い竹林が開けてきます、「[合鳥]子情縁」のイントロ部分の琵琶の音が見事にマッチして、厳格で雄大な広がりを想像させます。スクリーンが上がると、真っ白の着物風をはおり、その袖や背には鳳凰なのか龍なのかよくわかりませんが黒のリボン編みで描かれています。頭にはなんと表現していいのかわかりまんが、写真の被りもの。電飾のない分、モノトーンでシンプルなものですが、美川憲一か小林幸子が頭をよぎる人が多かったのではないでしょうか。私は美川憲一でした、、。歌いながらこの着物をヒラ〜とたなびかせ方向転換する様は、ほんとに美しいですが、「[合鳥]子情縁」を歌い終わると、アンディは重い着物を脱ぎすてます。中はこれまた真っ白の長い中国服、なにか模様が入っていましがた、なにをモチーフにしているのかはわかりませんでした。中2階のステージからは96年の演唱會オープニングのような、丸い円盤がおりてきて、アンディはそれに乗って天井の人となります。上のステージで「忘情水」を歌いますが、下の階のためにスクリーンにアンディが写し出されています。下にいるとほとんど、上のアンディの様子は見えませんが、観客の歓声でアンディがどこにいるのかは、だいたい分かります。歌い終わると、上で被りものを取り、上着を脱ぎ髪を整えて、円盤に。

 

盛装から一転して、白いタンクトップ姿、軽快な衣装となり円盤の上で、「[足易 ]出個未來」を歌い始めます。円盤は揺れているうえに、華仔は立ったまま手を離したりするし、ちょっとひや〜っとしますが、お座りして足をブランブランしながら歌ったり、ノリノリ。歌のテンポが上がると、会場も一気にボルテージが上がります。会場もイエーって状態。映画「少林足球」の主題曲だけに、ダンサーズは可愛いらしい少林功夫。そして、ここで流行り?のパラパラとなります。『ライライライ〜〜〜』と会場と一体化し、立ち上がって踊り出す人もかなりいました。この後、祭りの後の静けを映画「阿虎」の當我遇上イ尓」のしっとりしたバラードで聞かせてくれます。激しい歌の後にもかかわらず、深く静かに会場は一転して色とりどりの蛍光棒が揺れています。中にはこの静寂を壊しそうな(^^ゞ絶叫としか思えない歌声が聞こえてきますが、これもまたライブならではって事なんでしょうね。耳もとでこれをうやられたら、、、と思うと怖いですけど。

 

 

 

 

 

そしてここからが一番の難関かもしれない…というラテン部に突入します。アンディが引いた後、中国のラテンナンバー1ダンサーの黄蕊登場。会場はぐっとイメージが変わり、情念の炎が燃え上がります。黄蕊にスポットライトがあたり、ゆっくりとダンシング、時に激しく、時に艶やかに、気持を全身であらわしているかのよう。指の1本1本にいたるまで、別な生命が一つの体にあるかのような動きで観客を惹きつけていきます。さすがに中国十数億の頂点に立つ人は違います。ダンスというをまるで知らない私ですが、踊る姿にこれだけ感動したのは初めてです。アンディのステージでは、アンディがいる時には、アンディに目が釘づけになってしまって、ほんとうに申し訳ないんですが、他のダンサーズを見つめる余裕がどうしてもできなくなっている私。ですが、黄蕊だけは別でした。アンディがステージにいても自然に黄蕊に目が行っていた事が何度もあります。こんな事は今までのアンディの演唱會ではなかった事でした。ステージもこのラテン部で、ギュッっと引き締まってました。ダンスは相手がいる事で失敗は許されないという、緊張感が伝わってきます。

黄蕊のショウーアップが終わると、テラスが騒がしくなっていました。黄蕊にみとれて全くテラスに気がつきませんでした。グリーン正面の右手のテラスサイドで、すごい歓声があがり始めます。ライトが当たると真っ赤なスポーツカー、これが世界でも数が少ないといわれている、香港でも1台しかないというフェラーリらしい(私は車は全くわからないので)。なんとアンディとダンサーズのお姉さんと、後部座席に意味深に腰掛けているではないですか、、、、。座席の上には、さきほどの恐竜の場面で出てきたと同じように見えるヒョウ柄の大きな布が…。おおお〜一気にタイムトラベルしてきたのね、、、。歌は「イ尓是我的女人」。このシーンは、99年のバイクシーンにあたるシーンとも言えますが、今回は前回ほどセクシーなものではなかったように感じました。あまりセクシーシーンってね〜〜〜の私ですんで、この過激すぎないシーンを喜んでいたりしました。それに、私の今回の座席は、どうもこシーンだけには歩が悪く、運良くというか遠目が多かったので、アンディのからみを見なくてもすみました。残念なようなそうでないような、、、、。アンディの衣装は、こんな華飾な衣装、天下に美形が多いとは言え、ここまで似合うのはアンディ以外いないわよね〜の、超フリフリレース仕立てのブラウス。下はほとんど黒のパンツなので、ブラウスの赤とか白とかパープルが非常にはえます。私はかなりこの衣装が好きです。アンディに良く似合っています。高級外車におねえさんを残し、アンディは車を去ります。歌も終わり、ここから一気にラテンムード一杯。テラスからステージに歩く姿にもラテンムードが、、、摺り足で歩くアンディの背筋はピンと伸び、表情はキリリ。なんて凛々しいのでしょう。そして、待ってましたの「心酸的情歌」。どんなにアレンジされてようが何されてようが、この歌だけはニブイ私でも、てもすぐに分ります。たぶんこの歌が大好きな人は、かなりいると思いますが、ほんとうにいい歌です。いい歌なんですが、こればっかりは誰が歌ってもいいというものではなく、アンディ限定でなければならないのです(^^ゞ。愛を失ったアンディの狂おしいまでの切なさが、アンディの体一杯から溢れてくる悲しさと寂しさは、なにものにも変えられません。熱唱型の歌ですから、ラテンパートには、強い愛の想いみたいなものがマッチするってことなんでしょうか。
いよいよ今度はアンディと黄蕊のペアダンス。アンディが黄蕊を抱き寄せ、ぴたっと停止したり、アンディが黄蕊の体を支えて黄蕊が体をバキッと折り曲げたり(うまく表現できませんが…)、アンディが片手で黄蕊を持ち上げたり、二人の足がバッチッとあったり、もう目が点になりそうなくらいに驚きました。アンディが支えているようで黄蕊がグッーっと踏ん張っていたりというのもあるとは思うのですが、そのチームワークの良さに感激感嘆の拍手拍手でした。黄蕊はプロとは言え、相手あってのダンスですし、決めのポーズでは笑顔だけを見せている黄蕊とアンディですが、この笑顔の裏にあるはりつめた緊張感を思うだけで、手に汗握るって感じでした。このペアダンスが始まる時に「拉鋸戦」のイントロが流れたと思うのですが、この時にアンディが歌を歌っていたかどうか、さっぱり記憶がない私です。アンディのステージで黄蕊ファンになっているのですから、やっぱり大きな国のトップになるくらいの人は器が違うなーと、、、つくづく思いました。素晴らしいステージでした。難しいポーズを決め、黄蕊がアンディの元を去って行きます。一人取り残されたアンディは「我不[多句]愛イ尓」を寂しく歌います。そして、とうとう祭りもクライマックス。色とりどりのダンサーズが現れ、勿論黄蕊も参加して、この演唱會の主題曲「夏日Fiesta」で演唱會は「祭りだー祭りだー」のノリ、さらにアンディは観客にスタンディングを促し、「ハーヤッ、フィエスター♪」の大合唱、大フィーバー。「夏日Fiesta」が終わると、4面から紙吹雪きが飛び出し、ハラハラと舞ってきます、もうフィナーレはすぐそこまで迫ってきているのを感じます。とうとう演唱會もエンディングを迎えしょうとしています。最後の曲はアルバム『天開了』から「我的心只可容納女尓」。しっとりとしたこの曲がエンディング曲である事を告げるアンディ。この後にアンコールが続くとわかっていても、チクッと胸が痛みます。「我的心只可容納女尓」は、盛り上がりあり静かな落ちつきありと、フィナーレにはぴったりです。しっとりと歌い終わると、アンディは手を上げてセリから消えていきます。これからアンコールに向けて、まだまだアンディは忙しいんですね。

 

 

会場はアンコールを求め、足をならしたり叫んだりしていますが、観客の声援に関わらず、必ず出てきてくれるので、日本の通常のコンサートのようなせっぱつまったものを感じないのが、香港風でしょうか。
そして、アンディが中央から登場してきました。『痩身男女』の、タキシード肥[イ老]に変身していました。この香港演唱會でたくさんの方が映画を観られていると思いますので、この肥[イ老]には愛着をもって拍手喝采です。こんなに短時間の間に、これだけ変身してしまうのだから、きっとアンディも大変な事でしょう。でも、観客が喜ぶことを、アンディは裏決して切らない人だというのが、よーく分ります。アンディはすっかり肥[イ老]に化していて、見たまんまのいい人です。ミッキーの手袋のような大きな手を口に当てては、ちょっぴり恥ずかしそうにしている姿の愛らしい事、映画の肥[イ老]を観たばかりのせいも手伝って、肥[イ老]に会えて感激です。そして、頭上からアンディが見えるまでぎりぎりに4面スクリーンが降りてきます。アンディのこれまでの作品の1シーンつぎから次に映し出され、アンディの歩んできた道をたどります。歌は「明星」。アンディの芸能界のママと、ディニーイップの曲です。アンディにはちょっとキツいかなっていうキーですが、一生懸命に歌うアンディが、一生懸命に演じている頭上のスクリーンの姿にかぶってしまって、訳もなく涙がボッとたまりました。

 

 

私が見た中では、1日だけでしたが、この後に「イ尓是我一生中最大的驕傲」を歌ってくれたので、ステージが曇ってしまって困りました。いつでも一生懸命なアンディの姿を私達は知っているし、だから大好きだし、その努力が報われた『暗戦』。そのアンディの嬉しさ一杯の姿が甦ってきてしまう「イ尓是我一生中最大的驕傲」、もう嬉し泣きしかなかったです。本当にこの歌が聞けて嬉しかったです。アンコールの目玉、ゲストも盛り沢山でした。さすがに芸能界の長老(^^ゞ、たくさんの芸能人が駆け付けてくれていました。そのたびに超級の喜び一杯のアンディ。なんだか可愛すぎ、いつだってありがとうの姿勢を崩さないアンディって、やっぱり上に立つ人なんだなーと、思っていました。、ハッケン・リーやサンドラ・ン、アメイ、ナンイー、フロラと沢山のゲストでしたが、私が一番感激したのは、やはりリッチー・レンとブラッキー・コウが来た26日。前回の演唱會ではレギュラーのように登場していたブラッキー・コウ(日本の演唱會にも来てくれたし)が、演唱會後、体調が思わしくないという事だったので、久しぶりに見たブラッキーの元気な姿は、すごく嬉しかったです。アンディは、ブラッキーがくると本当に嬉しそう、個人的にもきっと仲がいいんでしょうねー。リッチーも『星願』そのままって感じで、性格の良さが顔一杯に出てるような人で素敵です。その3人が、楽しそうにステージでガハハーと喜んでる姿が、愉快でした。恒例の握手タイムもきっちりありました。もみくちゃにされながらも、笑顔を絶やさないアンディ。この一瞬を楽しみにしている人をいつだって忘れないんですよね。ほんと頭が下がります。

 

 

アンコールに限っていえば、曲は少しずつ違っていましたし、衣装もあれこれ、私は「男人哭ロ巴不是罪」「痛」「情深的一句」が胸に残りました。そして、とうとう本当のエンディングがやってきます。スタッフが上着を持ってくると、これが合図です。そして、最後はいつも「愛イ尓一萬年」です。「我愛イ尓〜♪」と、まず一言アンディが歌って、それからすべてに「愛イ尓〜♪」と声をかけるアンディ、そして、客席にもマイクをむけて「愛イ尓一萬年♪」を要求(笑)するアンディ。歌が終わると深くおじぎをし、手を振りながらステージのセンターから消えていきます。最後の最後まで、アンディの指が消えてしまうまで見つめる私達、、、。誰もが、「愛イ尓一萬年」。

 

素晴らしいステージを多謝、アンディ。

 


 

 

 

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