Andy Lau in Concert PROUD of YOU 劉徳華イ尓是我的驕傲演唱會
dec.06.2002



演唱會の曲目順や演出が思い出せなくて、ばらばらと話が飛んじゃっています。演唱會感想雑記です。

12月6日、香港の灣仔にあるエリザベススタジアムで開かれた「Andy Lau in concert PROUD of YOU イ尓是我的驕傲演唱會」。ファン3000名が集まり、その殆どが華仔天地のユニフォームである黄色のTシャツにベスト、キャップという同じスタイル。華仔天地指定のカラフルな蛍光棒がキラキラと輝き、壮観です。客席が暗くなった時、この蛍光棒のきらめきは見事でした。エリザベススタジアムは、通常演唱會を行なう香港コロシアムよりこじんまりとしたスタジアム。ステージは3面。開演時間の7時30分を30分遅れのPM8時にスタート。オープニングはスクリーンに「因為愛」のMTVが映し出され、会場のボルテージは一気に炸裂。このMTVは、顔のシワなんてぜんぜん気にしない、自然な笑顔が気絶しそうなくらいにかっこいい、作られたと感じられない素のような華仔が、はだけたシャツ姿のまま飛んだり跳ねたり。このMTVを初めて見た時の感動が一気に甦って来ました。
そして、登場したのは真っ白の衣装に身を包んだとおもいきや、上半身裸の華仔。これにはもう場内絶叫、私も絶叫。何も見逃さないようにと目から双眼鏡が離せない、手に持たず見たい時だけ目にくっつくような、おまけに自動ピントの双眼鏡を誰か発明して〜と思ってました(笑)。これまで、何かしらはまとっていたような気がするので、上半身すっかり裸に嬉しくて…というか、珍しくて感激です。それにパンツが、日本でも今、若者の間で流行しいますが、股上が浅いものなのでおヘソがずっと上にある(^^ゞ、、、双眼鏡を覗く私の目は点。しかし、いつも思う事ですが、サウナに入ったばかりのような華仔のお肌はツルツルピカピカ、みずみずしく、けして隆々ではないなだらかな筋肉がとても美しく、とくに今回は背中の綺麗さに釘付けとなってしまいました。ちょっと太ったという華仔ですが、そんなことありません、とても美しいです!これは見せてくれなかったら「罪」かも、、、と私は密かに心の中で思いながら、ため息吐息でした。


スタートからそんな状態で、テンションが一気に上がってしまい、「因為愛」「肉麻情歌」「愛不完」「イ尓是我的夢」「真我的風采」「練習」「上海灘」(ここらあたりまでしか、順番を覚えていません)。MCもありましたが、普通の演唱會以上に歌に専念していた思えました。 演唱會後、連夜のカラオケ通いのため、そこで聞いた曲も頭に残ってしまっているので確信ないんですが、私の記憶に残っているのは(これから後は思い出せるものだけです) 比較的古いものが「情是那麼笨」「憑甚麼」「永遠記得イ尓」「可不可以」「假装」「我恨我痴心」「仍唱我的歌」で、定番が「冰雨」「情深的一句」「忘情水」「情未鳥」「謝謝イ尓的愛」「心只有女尓」「イ尓是我一生中最大的驕傲」「愛イ尓一萬年 」、あらっと思ったのが「誰人知」「天各一方」「Mama I love You」「世界第一等」意外だったのは「黒蝙蝠中隊」。 あっ、あと「獻給イ尓」も忘れてはいけないです。この「獻給イ尓」は華仔天地の會の歌だそうで、私はそれまで全く知りませんでした。う〜ん、もっとあったと思うのですが、思い出せません。古い歌もあったのですが、メロディそのものを忘れてしまっています(^^ゞ。全く聞いた事がない、、、と思った歌が私には1曲あったのですが、これも今ではワンフレーズすら思い出せない始末です。あとはCDやVCDで確認したいです(CDは香港で12/21日に発売されました)。全体的に、華仔は歌ってうたってうたいまくった、そんな印象です。個人的には「天各一方」はとても好きな歌なので、生で聞く事ができて感動、「仍唱我的歌」「真我的風采」も久しぶりの生で胸が痛くなりました。特に「仍唱我的歌」MTVが好きな私にとって、MTVでのスター華仔と演唱會のステージに立っている華仔がかぶってしまって、いつか「今のこの時」を振り返る時が華仔に来たとして、その華仔が海辺で珈琲を飲み(こんな事しないでしょうけど)最後ににっこり…、なんか、泣けました。


そして、まさかやるとは思っていなかったシャワーシーンは「冰雨」で、あっ!懐かしいと思う96年の「情未鳥」、布でグルグル飛ぶシーン(日本でやったようはバージョンです)あり、バイクシーンあり、そしてステージから客席に下りて、ファンにもみくちゃにされながらも、華仔のパパやママ等のいる家族席の所まで行って歌ったり、ラストの方ではステージ上の華仔と客席のパパとがシャンパンを同時に開け(華仔パパのシャンパンがなかなか開かなくて、一生懸命に開けようとするおちゃめな華仔パパの笑顔は良かった!)、そしてシャンパンを口にしたパパを心配したのか、華仔が「無理に飲んだらだめだよ〜」と言ってるような感じで、とても和やかなシーンありと、いろいろありました。華仔のパパもママも弟さんもお姉さんも蛍光棒を持ち、特に華仔ママは一生懸命蛍光棒を歌に合わせて振っている姿が微笑ましかったです。演唱會でいつも感じる事ですが、両親はこんなにビッグになった息子を、そしてこんなにファンに愛されている息子をどんなふうに感じているのでしょうか。


感激のシャワーシーン「冰雨」の後、濡れたままステージにいたので、上着を脱いで真っ白のバスタオルで体や頭を拭き、そのままズボンの上にバスタオルを巻いているので、風呂上がり状態の華仔が面白かったです。生写真屋にこの時の写真がたくさんありましたが、中にズボンが写っていないのもあったりして、それはまさしく風呂あがりの華仔の図でした。こんな姿を生で見る機会などないので、すごいショットだわっ、と大興奮!お風呂から上がった時は、華仔はこんなかっこになるんだ〜と、誰だってそうなるのに、それが華仔というだけで妙に感心してしまって、その姿形状に気を取られてしまいましたが、会場はクーラービンビンだったので、華仔、かなり寒かったのではないかと〜と今さらですが思います。この後、華仔の手が震えていたと思うのですが、私の見間違えかな。しかし、こんなセクシーショット(?)があるのに、なぜかしら「我恨我痴心」の時は、かなり控えめでしたね〜(笑)。 「イ尓是我一生中最大的驕傲」がラストと思っていたので、この歌が終わる頃から「今度はいつ華仔の歌が聞けるのかな〜」と、頭が白くなっていきました。アンコールが終わって、会場では華仔天地の会の歌「獻給イ尓」を歌っていると、またまた華仔が出て来てくれて(これは通常の演唱會では考えられない事ですね)、会場を見渡しながら、なんともいえない嬉しそうな顔をしています。この笑顔は最高でした。 そしてオオラスの「愛女尓一萬年 」。この歌はもうまともな気持で聞いていれなかったような気がします。ただただボーっとしながら、たぶん一緒に歌っていたと思うのですが、記憶がブチ切れています。もう、おしまいなんだ思うと、切なかったです。エンディングを迎えたのはPM11時を少し過ぎた頃。3時間に及ぶ、たった1回だけの演唱會は幕となりました。


華仔の歌をじっくりしっとりと聞きたいというのが当初の私の夢の演唱會でしたが、中年とは言え、まだまだアイドル(^^)華仔の演唱會で、しっとりとか静かにを求めるのは無理な事。全体を通して華仔とファンが共に歌いましょうという感じの演唱會だったので(もちろんそれは素晴らしかったです)、私の思惑とはちょっと違っていましたが、選曲そのものはバラード曲が多かったし、大満足の演唱會でした。たった1日だけの演唱會のためとはいえ、お金も相当かかったようですし、それ以上に、忙しい中時間を割いて沢山の歌を覚え直し、これだけの演唱會をしてくれた華仔にいくら感謝しても、し足りないくらいです。どうしてこの演唱會をしてくれたのか、その答えを見つけると、そこに華仔の、ファンへの「愛と感謝」を感じないわけにはいきません。いつも華仔からたくさんの夢と活力と安らぎを貰っている私にとって、華仔へ感謝することはあっても、される事は…と思っていましたが、あれだけの大スターにもかかわらず、ファンの「愛」に対し、ファンの「望みは何?」「何をしてあげたら皆が喜ぶの?」をきちっと考えてくれる人なんですね。華仔は、いつもファンに支持してくれてありがとうという意を現していますが、それはスターだから…リップサービスみたいな所があるでしょう〜、と、正直なところ、これまでの私は多少思っている所もありました。でも、ファンに感謝している華仔だからこその今回の演唱會。行動がなによりもそれを物語っていました。私にとって、今回の演唱會での最大の収穫です。大好きなスターが、ファン1人1人にに感謝してくれているんだと思うと、すごく嬉しかったです。これはファン冥利に尽きます。 華仔は私からみたら外国の人です。こんなに広い世の中、俳優も歌手もゴマンといる中、よくぞこの人を見つけたと、自分を誉めたくなりました。こんなに素晴らしい人のファンであることを誇りに思いました。 華仔ファンでいる限り、華仔はいつもそばにいてくれる、、、そんな「絆」を確信した演唱會であり、これからもずっと華仔のファンでありつづけるぞと心に誓った3時間でした。ほんとに華仔、ありがとう。


余談ですが、6日の午前中に海外ファンだけに限られていましたが、華仔と会う會がありました。遠く外国から演唱會に来てくれるファンのため、夜には演唱會もある忙しい身でありながら、ファンの夢をまたひとつ叶えてくれるために時間を割いてくれた華仔。とても幸せで楽しい時間を過ごさせてもらえました。
華仔、ありがとう。




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